鋸南町観光

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菱川師宣記念館30周年記念特別展「浮世絵ジャポニズム」開催

2016-01-08 17:35:38.0

菱川師宣記念館30周年記念特別展

「浮世絵ジャポニズム ~日本と西洋を繋いだ浮世絵~」

会期 平成28年1月9日(土)~2月7日(日) 会期中無休

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「海辺の船」 クロード・モネ               「牧草地の牛」 アルフレッド・シスレー


(c)東京富士美術館イメージアーカイブ/DNPartcom

-浮世絵に魅了された印象派・マネ・モネ・ルノワール・ゴーギャン・シスレーらが集う-

 19世紀後半、ヨーロッパ美術界にジャポニズムと呼ばれる現象が起こります。日本美術、とりわけ浮世絵版画における日本独特の大胆な空間表現や色彩使いなどが、当時の西洋の画家たちに強烈な印象を与えたのです。それは、それまでの伝統的な写実主義から革新的な「印象派」と呼ばれる画家たちを誕生させます。マネ、モネ、シスレー、ピサロ、セザンヌ、ルノアールなど。彼らは日本の浮世絵風景版画、特に葛飾北斎、歌川広重らの作品から多くを学び、影響を受けたと言われます。言わば日本の「浮世絵」が、西洋の因習的な絵画に革新をもたらしたと言えますが、そもそも「浮世絵」は、誕生時から変革の担い手という使命を運命づけられていたのです。

  日本では、近世初頭、土佐派、狩野派と言った伝統的絵画から、世相を反映した庶民的で開放的な新たな絵画様式を創り出してきたのが「浮世絵」であり、その祖が菱川師宣という絵師でした。

 菱川師宣の生誕地である千葉県鋸南町では、彼の業績や浮世絵の歴史や文化を紹介する施設として菱川師宣記念館を運営してきました。その開館30周年という節目において、あらためて「浮世絵」の海外への影響という観点で、師宣が創始した「浮世絵」が日本の絵画文化を変え、さらに、その後海外に渡り、同じように西洋の絵画文化にも変革をもたらしたという、運命的とも言える日本と西洋を繋いだ「浮世絵」をテーマに、東京富士美術館の特別協力により、同館所蔵の印象派絵画作品等の名品を紹介する展覧会です。

 日本の浮世絵が、西洋の絵画界にどれほどの影響を与えたのか、「印象派」誕生がどれほど画期的な出来事だったのか。菱川師宣記念館では、30周年記念特別展として、「浮世絵ジャポニズム 日本と西洋を繋いだ浮世絵」を開催します。浮世絵の祖菱川師宣出生のこの鋸南町で、展示される印象派の画家たちの名品をぜひご覧ください。

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